2011-03-20から1日間の記事一覧

トーマス・マン『トニオ・クレーゲル』@霧道ゆま

内容憂鬱に物事を捉える一面と、美を表現することに長けている一面とを併せ持つトニオは、幼少期からどこか浮いていた。そんな彼の孤立しているゆえの苦悩を描いている。感想この本に出会ったきっかけは、大学の講義だった。 始めは題材がとっつきにくく感じ…