平坂読「僕は友達が少ない」@小野 茸

・あらすじ
 学校で浮いている羽瀬川小鷹は、ある時いつも不機嫌そうな美少女の三日月夜空が一人で楽しげに喋っているのを目撃する。「もしかして幽霊とか見える人?」「友達と話していただけだ。エア友達と!」「(駄目だこいつ……)」小鷹は夜空とどうすれば友達ができるのか話し合うのだが、夜空は無駄な行動力で友達づくりを目指す残念の部まで作ってしまう。しかも何を間違ったか続々と残念な美少女達が入部してきて――。みんなでギャルゲーをやったりプールに行ったり演劇をやったり色々と迷走気味な彼等は本当に友達を作れるのか? アレだけどやけに楽しい残念系青春ラブコメディ誕生!

(当該書籍裏表紙より抜粋)

感想

リア充乙。それに尽きますね。ラノベ部を書いていた作者さんなのですが、個人的にはラノベ部よりも面白いです。星奈可愛いよ星奈。
という個人の趣味嗜好は置いておいて、この小説は最近よくみられる部活を使ったラノベです。ハルヒ生徒会の一存文学少女に代表されますが、作風としては生徒会と似ていると思います。話の構成の仕方がとてもうまいと思います。笑いたい、萌えたい。そんなのをお求めている方にはお勧めの一冊です。